【国際結婚】名字のルールと私が別姓を選んだ理由

向き合うカップル
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「国際結婚をして何という名字になったの?」

これは、私が結婚をした当初よく聞かれた質問の一つでした!

この記事では、国際結婚をしたときの姓の決め方夫婦同姓にする方法について解説します。

後半では、実際に台湾人と結婚をした私が別姓を選んだ理由と私の周りの国際結婚をした夫婦の意見もご紹介します!

目次

1.名前が2つ?国際結婚の名前のルール

(1)各国の結婚後の姓について

日本では、結婚したら夫婦一緒の名字というのが当たり前ですが、世界ではそれぞれの国によって姓に関する法律が違います。

結婚後の夫婦の姓の決め方は、主に3つに分けられます。

制度詳細該当国
① 選択制夫婦同姓、別姓、複合させた姓などから選択可能アメリカ、イギリスなど
② 原則別姓 結婚後も夫婦で別の姓を名乗ります韓国、中国、台湾、フランスなど
③ 夫婦同姓が義務夫婦で同じ姓を名乗ります日本のみ

日本人が国際結婚した場合】

日本人同士の結婚では夫婦同姓が義務づけられていますが、国際結婚の場合は選択が可能です。婚姻手続きを行っただけでは基本的に別姓となりますが、別途手続きをすれば夫婦同姓にすることも可能です。

選択肢が広がるという部分では、国際結婚ならではのメリットですね!

(2) 国際結婚で夫婦同姓にする方法

国際結婚をした夫婦が同姓にする方法は以下の3つがあります。

①日本人が外国人の姓に変更

②外国人が日本人の姓に変更

③お互いの姓を組み合わせる方法(ダブルネーム)

イメージしやすいよう2人が結婚する例で見てみましょう!

①日本人が外国人の姓に変更

本籍地または住所地の市区町村役場へ「氏の変更届」を提出します。

期限:婚姻後6ヵ月以内

【注意】6ヵ月を超えた場合は、事前に家庭裁判所へ申し立てを行って変更許可を取る必要があります。

この手続きを行うことで、戸籍の姓が外国人配偶者の姓に変わります。日本人配偶者の本名自体が変わることになりますので、身分証や口座の名前変更を行う必要があります。

このケースは外国人男性と日本人女性の国際結婚で多い印象ですね!

②外国人が日本人の姓に変更

この方法は、外国人配偶者の国の法律で婚姻による名字の変更が認められているかによって2つのパターンに分けられます。

A:婚姻時に名字の変更が認められている【選択制の国】

B:婚姻しても名字の変更が認められていない【原則別姓の国】

【A】選択制の国

まず、外国人配偶者の国の法律に基づいて、外国人配偶者の名字の変更手続きを行います。

次に、名字の変更を証明できる書類を持って、日本人配偶者の戸籍に記載されている外国人配偶者の情報の変更手続きを行います。

《参考

外国人の方は、日本人と国際結婚をしても日本の戸籍に入ることはできません。

あくまでも日本人配偶者の戸籍に配偶者の情報として記載されるのみですので、その内容の変更を申し出る形になります。

母国での名字変更手続き 日本人配偶者の戸籍記載事項を変更

【B】原則別姓の国

この場合、婚姻によって名字の変更ができませんが、「通称名」を登録することができます。

通称名を登録すれば、日本において公的に日本人配偶者の名字を名乗ることができます。

通称名は日本国内でのみ有効ですが、住民票や健康保険証・運転免許証など公的な書類等にもその名前が記載されるため、日本国内での名前として生活の様々なシーンで利用することができます。

先ほどのAパターンと違い、通称名は法律上の正式な名前ではないため、パスポートや在留カードの名前は元の名前のままとなります。

日本で使える2つ目の名前を持つというようなイメージですね!
ちなみに私は、台湾で通称名に似た制度の中国語名として夫の姓で登録しています。
日本では本名(旧姓)、台湾では夫の名字で生活しています!

③お互いの姓を組み合わせる方法(ダブルネーム)

少数派ではありますが、ダブルネームと呼ばれる、お互いの名字を組み合わせるという方法も可能です。

名字が「スミス佐藤」もしくは「佐藤スミス」になります。

組み合わせるので長くなってしまいますが、両親の名字を残すことができるのがメリットです。

《参考

ダブルネームにする場合は、名前の変更について家庭裁判所での許可を受ける必要があります。一般的に外国人との婚姻を理由とする名前の変更は認められやすいです。

.私が別姓を選んだ理由

(1)子供のことを考えて

私が別姓を選んだ一番の理由は、子供に選択肢を残したかったからです。

子供たちは私たち親とは違って、ハーフという立場で、どちらの国の身分も持っています。その立場の気持ちは本人にしか分からないので、せめて台湾の姓も日本の姓も残して、本人の意思で国籍だけでなく名前も選べるようにしておきたかったからです。

日本で生活をしている国際夫婦の方の中には、日本で生活をしていく子供のことを考えて夫婦同姓を選んでいる方も多いです!

(2)夫の姓が微妙

私も日本人なので、結婚したら名字が変わることは当たり前で、自分も変わるつもりで生きてきました。

それでこそ結婚!と思っていましたが、相手の名字が微妙となると、話が違いました…(笑)

色々考えてすごく悩みましたが、国際結婚手続きの際に、中国語名の登録ができることを知り、日本の名字をなくしてしまうという選択肢はなくなりました。

日本の名字も残したいし、夫の姓を名乗る気分も味わいたい…
とはいえ、台湾では夫婦別姓が基本だから夫婦同姓は逆におかしいし…
台湾側へ婚姻届を提出するギリギリまで悩みました。

(3)日本名の方が便利

私たちの場合は、出会いも生活もずっと日本で、圧倒的に日本での生活の期間が長いです。当たり前のことですが、日本で生活する上では、やはり日本名の方が何かと便利です。すぐに聞き取ってもらえますし、日本人と判断してもらえます。

もし夫の名字にしていたら、まず名前で中華系の外国人と判断され、さらに見た目も見分けがつきにくいので、そのまま外国人と判断されてしまう場面が出てきそうですね…

逆に夫は名乗らなければ、日本人と間違われますが…(笑)

(4)名前変更が手間

これは、想像しただけでも大変なのが分かります。

仕方のないことですが、身分証や口座・クレジットカードなど変更しなければならないものが多すぎて、時間も労力もかかります。

名字を変更するかどうかを決める大きな理由ではないですが、結果的に変更手続きが必要なかったのはメリットの一つだと感じました!

3.みんなどうしてる?

色々分かったけど、結局みんなどうしているのか知りたいですよね。

私の同僚や夫の友人の国際結婚をした人がどのような選択をしているのかご紹介します。

(1)私の周りの国際結婚をした人の選択

中国人男性×日本人女性

夫婦の名字:別姓

私の同僚の中国人男性のお話です。

妻側は夫の苗字に変更することを望んだそうです。しかし、夫側がこれまでの日本での生活の中で、中華系の苗字を名乗ることの生きづらさを感じた経験から反対し、結果別姓を選んだそうです。

オーストラリア人男性×日本人女性

夫婦の名字:夫の姓で夫婦同姓

私の同僚の日本人女性のお話です。

妻側が夫の名字に変更し、カタカナで姓を表記しています。

日本では家族同姓が一般的だから、日本で生活していく子供のことを考えて夫婦同姓にしたそうです。

日本人男性×台湾人女性

夫婦の名字:別姓

私の同僚の台湾人女性のお話です。

台湾では夫婦別姓が一般的だから、変更する考えがあまりなかったし、何より夫の苗字と自分の名前をつなげたときに違和感があったから…(笑) とのことでした。

台湾人男性×日本人女性

夫婦の名字:妻の姓を通称名にして夫婦同姓

夫の友人の台湾人男性のお話です。

夫側が妻の姓で通称名を登録し、日本では家族全員が妻側の名字を名乗っています。日本での生活の利便性を考えて通称名を登録したとのことでした。

この方は、名字は妻の姓で下の名前も日本で一般的に使われている名前で登録しているので、名前だけ見ると完全に日本人です。台湾人の場合は見た目も日本人と似ているので、自分の口から外国人ということを言わなければ分からないです。

私も日本人っぽい名前を持つことに憧れて通称名を登録することを考えたことがありますが、結局登録していません。

中には、男性側の名字の跡継ぎのことを気にする国もありますので、ご夫婦で納得のいく選択をしてくださいね!

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